聖心女子学院初等科受験情報
聖心女子学院初等科教育理念
聖心女子学院は、一人ひとりが神の愛を受けたかけがえのない存在であることを知り、世界の一員としての連帯感と使命感を持って、より良い社会を築くことに貢献する賢明な女性の育成をめざします。
受験情報
▼学校基本情報
所在地:〒108-0072 東京都港区白金4-11-1
電話番号:03-3444-7671
設立:1908年
▼2024年4月入学の受験情報
募集人数
女子96名
出願受付
■出願登録(Web出願)
2023年9月1日~10月3日
■願書受付
2023年10月1日~10月3日 当日消印有効
※Web出願後に郵送出願
入学試験
■面接
2023年10月14日または10月21日
※どちらかを選択
■入学試験
2023年11月1日
合格発表
2023年11月3日
聖心女子学院初等科の入試内容
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ペーパーテスト
ペーパーテストでは、話の記憶、数量、推理・思考、言語、常識など頻出課題のほかに、観察力、構成、点図形、巧緻性を問う課題などもあります。なかでも常識は毎年出題され、生き物や生活常識など、内容が多岐にわたっていることが特徴です。解答の形式も〇×式にとどまらないため、しっかり問題を聞き取ることが大切です。
2021年の個別テストでは、数量、言語、巧緻性として塗り絵の課題が出題されました。もっと見る
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集団テスト
集団テストで行われる行動観察は、共同絵画や課題遊び、ゲームなど、いろいろな形で出題されていますが、その中に指示行動の内容が含まれていることが多く、テスターの話を最後までよく聞き落ち着いて行動すると同時に、ほかの子と仲良く、約束を守りながら集中して取り組む姿勢が見られます。
2017年~2020年度は運動テストも行われていますが、2021年度はコロナウイルス対策のため運動テストと共同作業の課題は実施されませんでした。もっと見る
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面接
面接は、考査日前の指定日時に行われます。面接中に与えられたテーマについて、2016年度は父親に子どもと相談するように、2016、2017年度は母親から子どもに説明するように、2018年度以降では家族で相談をするように指示がありました。しつけ、子どもとのかかわりについての質問もあり、家庭の教育方針や親子のかかわりを重視する面接といえます。
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聖心女子学院初等科受験対策のポイント
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ペーパーテスト対策①
考査では、お話をしっかり聞いて考える力を見る課題が例年出題されています。ペーパーテストの「話の記憶」では、聞き取ったお話の内容をきちんとイメージすることが必要です。そのためには、何となく話を聞くのではなく一つひとつの要素を確実に聞き取れるように、日々の生活でも意味を考えながら丁寧に話を聞くことを心掛けましょう。また、他人の気持ちを思いやったり、人の役に立つことを喜びと感じたりするような内容や、それについての発問があることも特徴です。日ごろから読み聞かせなどを通じて、登場人物の気持ちを想像する問いかけをしながら、心の成長を促していくことも大切にしてください。
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ペーパーテスト対策②
ペーパーテストでは、言語は必須課題です。言葉の音の数やしりとりの出題が目立ちますが、しりとりでは真ん中の音をつなぐ、3つの音でできているものをつなぐなどの条件が加わることもあります。語彙を豊かにするためにも、日ごろから意識して親子で言葉遊びを取り入れてみましょう。 常識も必須課題です。季節や行事、野菜や果物、生き物や道具などについては普段の生活の中で興味や意識を高め、そうした体験で得た知識がきちんと整理されているか、ペーパーで確認してみましょう。
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集団テスト対策
集団テストでは、人とのかかわり、ものの扱いなどの丁寧さが見られます。お友達と協力して1つのものを作り上げる機会を多く持つようにしてください。そうした活動を通し、お友達と仲良く取り組む姿勢や思いやりの気持ちを育んでいきましょう。 また、以前は集団テスト、近年は運動テストで行われている身体表現やリズム、ダンスでは、恥ずかしがらずにのびのびと体を動かすことができるように、家族で踊ったり、ジェスチャーゲームをしてみたりするのもよいでしょう。
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聖心女子学院初等科の合格体験談
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七瀬亜子さんの合格体験談
新年長クラスに上がったばかりの頃は、声も小さく、お教室の雰囲気に圧倒され、よく泣いていました。そんな中、先生から「教室まで来てくれれば、後はお任せ下さい」と力強いお言葉をかけて頂き、なんとか出席を続けているうちに、「楽しかった!」と言って授業の内容を一生懸命話してくれるようになりました。苦手だった絵画や行動観察は得意になるほど成長しました。何より、娘が自信を持って行動することができるようになったことは、大きな成長でした。娘を信じ、成長へと導いてくださいました伸芽会の先生方に心より感謝申し上げます。
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若林実咲希さんの合格体験談
年長の春という遅いスタートでさらに3月末うまれという事もあり、はじめは不安がありましたが、教室から帰ってくる娘の目はキラキラとしていていつも「楽しかった!」と言っていました。 先生方に褒めて頂くことでどんどんやる気と自信が付き、サマー合宿を経て更に自立心も育ったと感じます。 娘の良さを伸ばし、的確にご指導頂いた先生方に心より感謝しております。
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よくあるご質問
- Q1小学校受験をするメリットはなんですか?
- 私立小学校や国立小学校は、入学先を自由に選ぶことができます。
また、私学には独自の歴史や建学の精神があり、一貫した方針のもとで教育が行われています。我が子に小学校受験させることを決めたお母様方への意識調査(伸芽会教育研究所調べ)によると、「いい環境で勉強させ、有名大学をねらいたいから」「公立校の風紀が心配だから」「子どもに合った校風を選びたいから」といった理由が上位を占めています。 - Q2いわゆる「お受験」で、人格が歪んでしまう心配はありませんか?
- 小学校受験に対して、誤解を抱いている人が多いようです。たとえば、「文字や計算の入試問題集をダンボール何箱分もやらないと合格できない」「英才教育の教室に通わせてスパルタ教育をしないといけない」といったことが真実のように語られています。しかし、小学校受験とは、詰め込み型の教育の成果ではなく、人間の基礎的な素養が身についているかが問われるものです。偏った受験準備では合格できないことを多くの方々に知っていただきたい、と伸芽会では考えています。
- Q3人見知りしやすく、集団行動が苦手で困っています。
- 新しい環境に飛び込むことは、大人でも勇気のいること。初めての集団で子どもが不安になるのは当然です。
でも、泣くからといって安心だけを与え、守ってばかりでは世界が広がりません。最近の名門小学校入試では、社会性や協調性をみるテストが増えていますので、集団の楽しさを知ってもらうようにしましょう。まずはお母様が安定し、笑顔で送り出してあげましょう。最初は泣いても、必ず自分を出せるようになります。 - Q4緊張しやすいので、入試本番でも力を発揮できるか心配です。
- 普段は活発な子どもでも、プレッシャーのかかる入試本番で、のびのびと取り組めるかどうかは難しいものです。
本番で緊張せずに力を発揮するには、ふだんから入試本番の雰囲気に慣れておくことが大切です。伸芽会では、集団行動や運動テストにも使える広い教室で、本番の雰囲気で学ぶことができます。机の配置や、扱う具体物にも独自の工夫がされています。 - Q5両親の面接ではどのようなことが聞かれるのですか?
- 多くの学校で親子面接や両親面接が実施されており、ご両親の教育に対する姿勢や、社会に対する考え方が問われます。
これが合否を左右しますから、事前の準備が大切です。
伸芽会では、独自に収集した各校の入試情報に基づき、面接への準備や心構えについてアドバイスしています。
当日の服装や持ち物、控え室での過ごし方、本番での質問内容と言葉遣いまで、綿密な指導を行いますのでご安心ください。