創立1956年 名門小学校受験・幼稚園受験のパイオニア伸芽会
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しんがかい通信 VOL.7|お悩み相談室

受験に関する皆様からのお悩みに、伸芽会のベテラン教師がお答えします。

受験したいと考えていますが、もし不合格になった場合、子どもが深く傷つくのではないかと心配です(年中・男の子のお母様より)

091649受験そのものは、子どもの意志で始めることではないにしても、いざ子どもの一生懸命な姿を見ると、「もし合格しなかったらどうしよう」と、先の心配をしてしまう親の気持ちもわかります。しかし、実際に子どもは試験のことをどうとらえているのでしょうか。まず、子どもへの説明から見直してみましょう。「いろいろな学校がある」ということや、「たくさんの人が行きたいと思った場合には、行けないこともある」といった説明も必要でしょう。しかし、大事なのは「でも、お父さんもお母さんも、あなたにとっていちばんよいと思う学校を選んであげるから大丈夫」という安心感を与えてあげることです。良い成績をとらなければダメとか、競争に勝たなければ、という「~しなければ」の感覚が、子どもを追い込んでしまうことがよくあります。勉強は入試のためではなく、小学生になる上で必要なことを身につけるため、大きくなって自分がなりたいものになるため、なにより成長していくために大切なものであるという考え方をさせてください。勉強は学校に行っても、おとなになっても続くものです。嫌なもの、大変なものという先入観を与えないようにしましょう。入試についてはこういった伝え方がよいでしょう。「行きたいと思う学校には、どんな学校かみなさんに見に来てくださいという日があるのよ。その時、先生のお話をきちんと聞けて、お友だちと仲良くできるかどうかを、学校の先生たちも見てくださるから、いまからいろんなことを頑張れるようにしておくの」子どもの気持ちが傷つくのは、不合格そのものよりも、親の期待に応えられなかったと思うときです。入試は様々な状況や条件のもとで行われるため、子どもが100%の力を出せるとも限りませんし、苦手な課題に当たってしまうこともあります。どんな結果であっても、子どもの力となり、最良の方向を考えてあげられる存在は親以外にはいません。落ち着いて物事に取り組む習慣がついている子どもは、第一志望に合格しなくても、その後の進路で大きな成果をあげています。悪い結果を心配せずに、良い結果につながる努力と、親が常に前向きな気持ちを忘れなければ、子どもは素晴らしい未来に向かって大きく羽ばたいてくれるはずです。

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1956年に幼児教室として出発した伸芽会。小学校受験、稚園受験への確かな指導が口コミで広がり、
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