合格 面接10の心得
面接当日に、これだけは押さえておきたいポイントをまとめました。
心得1 志望理由や教育方針は事前に両親でよく話し合っておくこと。
心得2 願書や提出書類に記入した内容をしっかり確認しておくこと。
心得3 主要項目はできるだけ簡潔かつ明瞭に答えられるようにする。
心得4 フォローは大事だが、子どもが間違えたり、失敗しても、答えは教えないこと。
心得5 無口な父親でも、当人への質問は任せること。母親が代わらない。
心得6 入室、着席、面接時も絶えず子どもに気を配ってあげること。
心得7 丁寧語を子どもに無理に強要しない。子どもらしさが失われる。
心得8 緊張するのは当たり前。親の不安を子どもに伝染させないこと。
心得9 学校が求めるのは経済的基盤があり、堅実で明るい家庭の子ども。
心得10 面接はチームプレー。家族みんながお互いを信じあうこと。
先生の面接アドバイス いざというとき動揺しないための余裕が大切です、 願書に記入したことを聞かれるケースが多いので、事前によく確認しておきましょう。志望動機や教育方針など基本的なことは、願書と同様に事前によく話し合っておいてください。また、ご夫婦のお互いの長所を確認しておくことも必要です。面接はイメージも大事ですので、夫婦仲がよい家庭であるというアピールにもなります。志望校について、教育方針や理念などはもちろんのこと、共学が別学か、学校・学園全体のシステム、宗教系の場合の宗派や修道院名なども、しっかりと念頭に置いておきましょう。ただしこの際、あまりにも学校発行のパンフレットなどの文言にこだわりすぎると、忘れてしまったときに話が繋がらなくなってしまうので注意が必要です。入室の仕方や座席の配置などは、学校によって違いますが、挨拶やすわるタイミングなどもあらかじめ打ち合わせしておいてください。ここでつまずき、面接そのものも失敗してしまうというケースがよくあります。たとえ打ち合わせどおりいかなくても、怒りやいらだちの表情を出したり、動揺したりしない余裕が必要です。特に親子同席の面接では、子どもがうまく答えられるとは限りません。いざというとき対処できるように、最悪のケースまで想定しておいた方がよいでしょう。親子面接の場合には、保護者だけの面接と勝手が違い、予期しないことが起こりがちです。日ごろから親子で行動する機会を増やすなど、面接前に馴らしておく工夫も必要です。面接でもっとも大事なことは、「入りたい、入れたい」という熱意と、「素晴らしい子で、家庭でもしっかり教育しています」というお子様のアピールです。このことを忘れず面接に臨んでください。