創立1956年 名門小学校受験・幼稚園受験のパイオニア伸芽会
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しんがかい通信 VOL.10|おうちで育てる合格の芽

小学校受験で問われるのは、ご両親の育児姿勢。「合格につながる力」を育てる家庭教育について、伸芽会教師が思いを綴ります。
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 年長のお子様をもつご家庭は、受験まで残り3ヵ月。お母様は体調やスケジュール管理に気を配り、お父様は社会への扉を開いてあげたいものです。
幼稚園に通うお子様をおもちのご家庭は、いよいよ約40日間の長い夏休みを迎えます。特に年長のお子様はラストスパートの時期に入りますので、夏の過ごし方、スケジュールの立て方についてお話ししたいと思います。まず初めに、生活のリズムを整えることが大切です。そのためには早起きが一番ですね。前夜に花火を楽しんだり、家族で外出し、帰りが遅くなることもあるでしょうが、子どもは一度リズムを崩すと元に戻すのが難しいので、体調面も考慮しながら、できればいつもより早めに6時頃には起きていたいものです。そして6時に起床したら、一緒に朝ご飯の支度をするなど、1日をお手伝いから始めましょう。「朝起きたらまずこれをするのが、あなたの仕事よ」と子どもに理解させることで、自然と自立心も育っていきます。また、頭が冴えている午前中にペーパー、午後は手先を使う巧緻性の課題など、午前と午後で取り組む課題を替えたり、学習時間も1時間×1回より、15分×3回など時間を短くして回数を増やす方が効果的です。リラックスの場であるご家庭で30分ほど集中できれば、1時間以上の試験に対応できるでしょう。伸芽会の夏期講習は9時~10時頃に始まりますので、午前中は伸芽会、午後は外遊び・運動といったように、1日のスケジュールに伸芽会を組み込んで上手に計画を立てているご家庭もいらっしゃいます。
よく夏に陥る悪いケースとして、時間に余裕があるからといって子どもに学習をやらせすぎることがあります。30分だけと決めていても、「調子がいいからもうちょっと…」と、ついつい時間を延ばしてしまった経験はありませんか。そういったことが続くと、「今日はこれをやりましょうね」と出したペーパーに、目を通す前から「僕、わからない…」「知らない」などといった返答が出てくることがあります。それは紛れもないお子様のSOSサインですので、一旦机から離れ、思う存分リフレッシュさせてあげましょう。ただし、大人の仕事と違ってお子様の学習は遊びの延長線上にありますから、「いつもがんばっているから、今日は何もしなくていいわ」と休息日を作るのではなく、普段10やっていることを2にしたり、5にしたりと、お子様の状態や体調を見ながら、学習とのバランスを取っていくことが重要です。また、何かをやり遂げたらごほうびシールを貼らせたり、旅行や学習のスケジュールをお子様と一緒に考えたりすることで、お子様のやる気を引き出すとともに、達成感や自己肯定感を積み重ねることができるでしょう。そしてお父様には、ぜひ夏休み中にお子様と社会をつなぐパイプとなっていただきたいと思います。子どもにとっては、ご家庭と園、伸芽会などお稽古ごとの世界しかまだありませんので、例えばお父様のお勤め先の玄関前や、工事現場や飛行場、博物館などに連れて行き、世の中にはさまざまな仕事があり、いろいろな人が社会のために働いているのだということをお話してあげてください。

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1956年に幼児教室として出発した伸芽会。小学校受験、稚園受験への確かな指導が口コミで広がり、
各地に教室ができました。どの教室でも、半世紀以上にわたって多数の合格者から収集したデータと、
パイオニアとしての幼児教育研究にもとづいたカリキュラムで授業が行われています。お近くの教室を、ぜひのぞいてみてください。

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