平成25年度小学校入試へ向けて、いよいよラストスパートの時期。直前期ならではのご両親のお悩みやご不安に、伸芽会ベテラン教師がお答えします。
悩み 模試の判定がよくなく不安があります
回答 最後まであきらめないことが大切です
ご家庭では、それぞれの志望校に合わせた受験準備を進めてこられたのですから、模試の結果によって志望校をあきらめる必要はありません。入試ではどのようなことが起こるかわかりませんし、ご両親が「この学校で学ばせたい」と願った学校なのですから、最後まであきらめないことをおすすめします。伸芽会では、本番直前の心構えについてご家庭の状況に応じてアドバイスしています。心配な事や確認したいことなどがあれば、いつでもご相談ください。受験ですから、合否がわかれるのは避けられません。たとえ志望校とご縁がなかったとしても、「この学校の教育方針に共感できる」、「信頼のおける先生がいらっしゃる」など、最終的に通うことが決まった学校がお子様にとってベストだと思えるような学校選びを進めてください。また、お子様にはシビアに合格を伝える必要はないですが、入学先が決まった際には「あなたはこの学校に選ばれたのよ」など、学校に通うのが楽しみになるような言葉をかけてあげてください。
悩み 父親の仕事が忙しく、面接対策が心配です
回答 頼りがいのある段取りでお母様に安心感を!
私がよくお父様にお伝えしているのが、「面接の90%は、お父様に責任がある」ということです。仕事でお忙しいお父様ですから、多くの時間を面接対策に充てることは難しいでしょうが、お母様やお子様が当日に安心して面接に臨める心構えや段取りは整えてあげましょう。お母様が準備された受け答えについてアドバイスしたり、入室時の堂々とした挨拶を見せるなど、「当日は私に任せてくれれば大丈夫」と伝え、お母様を安心させてあげるとよいでしょう。成功する面接のヒントとしてお父様にお伝えしたいのが、お子様の名前の由来を改めてよく考えるということです。どのような人に育ってほしいかというご両親の想いや願いが詰まった名前の由来を、志望校の教育方針をつなげて話せるように準備しておくとよいでしょう。