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しんがかい通信 VOL.25|特集2 24年度 小学校入試 不安がなくなる 直前対策(1)

平成24年度小学校入試へ向けて、いよいよラストスパートの時期。直前期ならではのご両親のお悩みやご不安に、伸芽会ベテラン教師がお答えします。

悩み できていたペーパーでミスが多くなった

234540回答 お子様を観察し、ミスの原因を把握しましょう ミスが多くなった原因は、大きく2つが考えられます。ひとつは、内容がわからずに混乱しているケースです。この時間のペーパーは応用・発展レベルになり、難度が高くなります。そのため、質問の意図が理解できていないのか、勘違いから間違えているのか、時間が足りていないのかなど、お子様のようすを観察し、つまずきの原因を分析してみるとよいでしょう。もうひとつは、ストレスからペーパーへの嫌悪感が表われているケースです。この場合、お母様の過度な期待がお子様の負担につながっていることが多いため、お子様の集中が途切れたときは、遊びに切り替えるとよいでしょう。散歩中に「あそこに病院があるね。病院のマークはどんな形かな?など身近な話題を広げるだけでも、お子様にとっては発見の連続になります。 
  

悩み 受験に対する意欲がなくなってきたようです

回答 小学校への期待感をイメージさせましょう 
お子様は、「絶対にこの学校に行きたい」と強いモチベーションをもって受験に挑んでいるわけではありません。ですから、特定の学校名を出してプレッシャーを与えるのは、「来年は1年生になるから、今からこういうことができるようになろうね」と、小学生のお兄さん、お姉さんになる意欲を上手に引き出すとよいでしょう。また、ご両親や第三者にほめられることで、お子様のやる気は増幅します。「おしかったね!次はきっとできるよ」、「お手伝いしてくれてありがとう」など、次につながる言葉がけで、お子様の達成感を満たしてあげること、成功体験をできるだけ多く積ませてあげることも大切です。 

悩み 親自身に余裕がなく、ストレスを感じます

すべてを完璧にクリアしようとすると、ご両親にも大きなストレスがかかります。限られた時間を有効に使い、〝最小限の取り組みで最大限の成果〟につなげるには、お子様にとって今、何をすべきかを伸芽会の教師に相談してみてください。この時期は、あまり瑣末なことには目を向けず、優先すべきことを着実に行っていることが何より大切です。特にペーパーは、焦ってテクニックばかりを教えるのは禁物です。ある程度の練習量も必要ですし、解法のテクニックも入試では有効ですが、お子様が答えまでの道筋をしっかり理解するまでは、時間がかかっても焦らず、根気よく基本の解法を教えていきましょう。

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1956年に幼児教室として出発した伸芽会。小学校受験、稚園受験への確かな指導が口コミで広がり、
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