特集1忙しい毎日、みんなどうしてる??育児×仕事×受験両立家庭の成長ダイアリー
育児に仕事に小学校受験……
忙しい毎日をみなさんはどうやりくりしていますか?
我が子の才能を伸ばしながら、
家族全員が輝く日々を送るには?
伸芽会と伸芽‘Sクラブの会員の皆様の
リアルな日常をご紹介します。
名門校に受かるのは、上手に受験を楽しめるご家庭です。
毎年、名門校に合格されるご家庭を見ておりますと、まずお子様への対応の仕方が前向きで、視野が広く、穏やかなご家庭がよい結果を出されているようです。
お子様に適度な負荷をかけていながらも、決して無理はさせていない。志望校にしても、目標自体は常に高いところに置きつつも、お子様の現状を無視せず、ここまではできるがここまではできないということを冷静に分析されています。
また、お母様はお母様同士の情報交換の中で動揺される場面も若干ありますが、そういう情報を鵜呑みにして一喜一憂せず、われわれ教師に相談して確認するという客観性をもった方は、お忙しいなかで折に触れてご夫婦でも話しあっていらっしゃるのではないでしょうか。幼児の場合は総合的に成長していくので、運動の反応のよい子は学習の反応もよくなりますし、手先の作業で根気のある子は長い話を聞けるようになる。これらはご家庭や園での生活と切り離せません。
どこのご家庭にも悩みやトラブルはあります。お子様がつまずいた際に、お子様に非を求めず、解決方法として、こういうところが私たちに欠けていたね、と率直に反省なさるご両親の場合には、早めに効果が出ています。
入試問題以外の日常生活で、自分のことは自分でさせながら、いろいろな取り組みを楽しく進め、詰め込むというより上手に受験を楽しめるご家庭が、合格されているのではないでしょうか。
0歳からはじまる 小学校受験基本スケジュール
受験をめざすなら、お子様が生まれたときから年齢ごとに身につけておきたい方法があります。
0歳
五感でのコミュニケーションをとる。
リズムよく歌を歌ったり、あやしながらたくさん話しかける。
1歳
お母様以外の人との関わりを楽しめるようにする。
絵本を読んだりおもちゃで遊んだり、言葉かけを多くして、ものの名前など語彙を増やす。
2歳
音や形、色などへの反応を見て興味を広げ、好奇心を満たす。
のり、はさみ、クレヨンを使って楽しく制作活動をする。
3歳
身の回りのことは自分でやれるように導く。
集団生活に慣れさせ、お友だちとのコミュニケーションがしっかりとれるようにする。
4歳
あいさつや返事、行儀など生活習慣をしっかりと身につける。
買い物をさせるなどして人とのやりとりの場を増やす。
5歳
興味関心の幅を広げてやりながら、自立心、体力、集中力を養う。
博物館や美術館に親しませ、夏休みなどには自然体験を深める。
6歳
20までの数の操作、図形認識、生き物などの常識と応用力をつける。
集団生活では、相手の考えを理解し物事をまとめていく力を育てる。