2015年度受験本番まであと2ヶ月。
今年度受験をめざす方はもちろん、来年度以降に幼稚園受験をお考えの方に、全体スケジュールと具体的なアドバイスをいたします。幼稚園受験は、若いご父母の方が、ご家庭の教育方針を見つめる最初の機会とまります。以下のアドバイスを生かし、合格をめざす過程で、ぜひ「お子様にどういう風に育ってもらいたいか?」「何を大切にして、お子様を育てていきたいか?」を明確にしていきましょう。
01 受験スタート 幼稚園受験、最初にやることは?
幼稚園の正しい情報の獲得です。インターネットやガイド本を活用し、周囲に在園の方がいれば話を聞くのがいちばんです。もしいなければ、実際に幼稚園に足を運んで通園のようすを見るという方法もあります。どんな方が通っているかがわかり、志望園選びの材料になります。また、幼稚園によっては面談を受け付けているところもあるので、直接申し込んでみましょう。
幼稚園受験をはじめる親の心得!
1. うわさに惑わされず、正しい情報を得られていますか?
2. ご両親の間で協力体制ができていますか?
3. 合格のために詰め込みになったり、無理したりしていませんか?
4. お子様にいつも笑顔で接していますか?
02 志望園の決定 志望幼稚園を選ぶ最大のポイントは?
幼稚園には、大まかに分けて3つのパターンがあります。1つ目は附属の幼稚園。雙葉や青山学院などです。2つ目は小学校受験を見据えて環境が整っている、いわゆるお受験幼稚園受験。そして最後は、通いやすくて子どもにきちんとした集団生活を体験させることができる、ご近所幼稚園。このうちどれを選ぶかは、ご家庭の教育方針とお子様の将来の方向性次第。ポイントは、ご両親が何を大事に育てていくかをしっかり話し合い、卒園後を見据えた園選びをすることです。
パターン別 志望校選びの注意点!
●附属幼稚園
大学附属なら18年、高校まででも14年通う可能性があるので、しっかりと上の教育理念まで理解しておくことが重要です。
●お受験幼稚園
「慶應幼稚舎に通わせたい」「絶対、早実初等部に」など、具体的に通わせたい小学校を明確にしておきましょう。
●ご近所幼稚園
小学校受験をするのか否かなど将来の選択の幅が広い分、ご家庭の教育方針を明確にし、園の方針をしっかり確認しておくことが大切です。