先輩お母様の体験談 <考査当日>
GOOD
試験当日も朝から普段通りに過ごしたおかげで、息子も特別意識することなく、考査に臨めました。ただ、面接で聞かれることがある朝食のメニューだけは、さりげなく息子の好物を揃え、印象に残るようにしました。
GOOD
交通機関は曜日によって混み具合が違うため、当日と同じ曜日、同じ乗りもので下見に行きました。おかげで当日の朝、余裕がもてました。
NG
駅から遠い学校に行ったとき、子どもが「まだ着かないの?」とふてくされてしまいました。事前に一緒に歩く練習もしておけばよかったです。
<当日のもちもの>
GOOD
待ち時間の間、折り紙やあやとりで手を動かすことで子どもとも緊張がほぐれました。
NG
試験前日に受験票がないことが発覚!結局発見できましたがもっと早く確認するべきでした。
NG
当日、晴天から突然の豪雨。傘しかもっておらず、下半身がずぶ濡れに……。レインコートや着替えをもっていけばよかったです。
<当日の服装>
GOOD
着慣れない服では当日に緊張すると思い、受験用に購入した服は模擬テストなどで何度か身につけてから本番に臨みました。事前に着脱の練習もできたので、一石二鳥でした。
NG
寒いかと思い厚着させましたが、会場は暖房が暑いくらい。汗をかきすぎて風邪を引かないか心配でした。温度調整できる服装を心がけるべきでした。
相談1 試験の待ち時間はどのくらいですか?
アドバイス
試験当日は集合時間も決まっており、それほど待ちませんが、親子面接はかなり待つ場合もあります。
短いお話の絵本や折り紙など用意しておくとよいでしょう。折り紙は、飛行機など飛ばしたくなるものを避け、何を折るかまで考えておくことが大切です。
ここがポイント!
元気に考査時間を迎えられるよう子どもが飽きない心遣いを!
相談2 会場で困ったりすることはありますか?
アドバイス
スリッパがない場合がありますので、念のため、上履きはもっていくとよいでしょう。当日、会場のトイレは混むことが多いので、下見の際に駅や公園など、学校周辺のトイレの位置も確認しておくと、いざというとき、余計なことでやきもきしなくてすみます。
また、学校までの所要時間は、曜日や時間帯によって異なりますので、下見はできるだけ本番と同じ時間に行うのがよいでしょう。
ここがポイント!
事前の準備や下見は十分に!
相談3 当日はどんな服装で臨めばいいですか?
アドバイス
面接というあらたまった場なので、受験する小学校の校風、歴史などを理解したうえで、「学校の方針を大切にしています」という気持ちを表せる服装が望ましいでしょう。ご両親もお子様も、落ち着いた印象を与える紺、グレイが無難です。面接とはいわば「初対面の目上の人とお話しする」ことです。第一印象が大切ですので、装飾品を含め、華美になりすぎないよう気をつけましょう。また服装には人柄や家風がおのずと現れるものですから、ご夫婦でバランスがとれていることが大切です。当日のリハーサルをして事前に確認しましょう。面接官は比較的年配の先生方が多いです。ご夫婦で並んだ姿を目上の人に見てもらうと効果的なアドバイスが得られるかと思います。お子様の場合は、新調した服を着ると服が気になって集中力をなくしたり、周囲とあまりにもデザインが違う服だと緊張したりすることもあるので注意しましょう。いつもズボンをはいている女の子の場合は、無理にワンピースなどを着せるよりキュロットスカートにするなどの配慮をしてあげるとよいでしょう。「この洋服はいつもに合っているね」という少し着慣れたお出かけ用の服なら、お子様も緊張せずに考査を受けられるはずです。
お母様
髪型は、あいさつをしたときに顔にかからないことが基本。ロングヘアの場合は、アップにするより後頭部でまとめたほうがやさしい雰囲気に。
色などは限定されていませんが、「凛としたやさしさ」を表現できる落ち着いた色合いのスーツやジャケット+ワンピースを。華美にならない注意も必要です。
●インナーのブラウスは白、もしくはスーツと同系色のものを。
●パールのネックレスやブローチなどアクセサリーは控えめに。
洋服に合わせたフォーマルなバッグ+受験票などを入れるサブバッグを。
スカートはひざが隠れる丈。
靴は洋服の色に合うフォーマルパンプス。5センチ程度のヒールがあるものを。
お父様
「堅実さと誠実さ」を印象づけられる落ち着いた紺やグレイ系のスーツ。
シャツは、あらたまった席なので白が無難。
ネクタイは全体のバランスがとれていれば明るい色柄のものでもOK。
お子様
シンプルで爽やかな印象のものがよいでしょう。紺のワンピースやジャンパースカート+ボレロ。運動テストがある場合はキュロットスカートのスーツでも。
男の子は紺やグレイのスーツやブレザーに半ズボン。運動テストがある場合には、インナーにポロシャツを着てもOK。
ここがポイント!
お子様は運動テストに備えて、動きやすい服装に!ご夫婦はバランスが大切!
揃っていますか?「受験セット」
どの学校にも対応できるもちものを揃えた「受験セット」を用意しましょう。また、温かい飲みものや甘いものは緊張をやわらげてくれます。
□受験票 □願書など提出物のコピー □学校の指示があるもの □うわばき □ハンカチ・ティッシュ □安全ピン・裁縫セット □着替え(靴下・下着など) □メモ帳・筆記用具 □ビニール袋 □雨具(傘・レインコートなど) □お菓子・飲みもの □ばんそうこう □折り紙・あやとり・絵本
面接
お互いを信じあい、入学への熱意を伝える
入室からあいさつ、着席のタイミングなど、一連の流れをあらかじめ家族で打ちあわせてから面接に臨みましょう。また、面接官への感謝や謙虚さを忘れないこよも大切です。
願書に記入した内容を中心に質問されることが多いので、必ず事前に確認しておきましょう。緊張してうまく答えられないときも、黙り込まないよう注意が必要です。
何よりも「面接はチームプレー」と考え、ご家族がお互いを信じあい、入学の熱意をしっかり伝えることが大切です。
※伸芽‘Sクラブでは、親子面接・保護者面接についても対策を行っています。立ち居振る舞いだけでなく、話し方や表情なども経験豊富な教師がチェックしますので、お気軽にご相談ください。