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まーぶしんが~ずVol.2|門外不出!伸芽会式 子どもを伸ばす 魔法の言葉 Vol.1

伸芽会教育研究所の先生が子どもを伸ばす「魔法の言葉」を紹介します。 ~「発想力」を引き出す言葉~『今、考えているところだね』

396555名門小学校では「発想の豊かな子ども」が求められますが、受験を考えていないお母さんにとぅっても、発想力は伸ばしたい力のひとつです。絵を描く時などは子どもの発想力を伸ばすチャンスです。大人の言葉がけによって発想力をどんどん引き出すことができます。
今回は、発想力を引き出す言葉をいくつかご紹介します。
子どもには、答えを教えるよりも、考えるきっかけとなる言葉がけが必要です。発想力を引き出すためにかける魔法の言葉は、これです。
「今、考えているところだね」
「いい考えが浮かんだ顔をしているね!」
さらに踏み込んで、こんなふうに言ってもいいかもしれません。
「あれ?それでいいのかな?」
子どもたちは、もう一度深く考えます。そこでまた新しい発想が生まれれば、しめたものです。
絵を描く課題で、「長かったらいいなと思うものを絵に描いてみましょう」などと言われると、すぐには描きだせずに手が止まってしまうお子さんもいます。そんなときは「長かったらいいなって思う動物って何だろう?」と、隣でひとりごとを言ってみると、子どもの発想力に火がつくこともよくあります。
「キリンの首をもっと長くして、ぐるぐる回っておりる滑り台にしたい!」
「牛も長くなったら、みんなで乳搾りができるよ!」
本来、既成概念にとらわれていない子どもたちからは、大人顔負けの自由な発想が次々出てきます。さらに「動物以外では何があるかな?」と続けると、「長~いバナナ!みんなで抱えて食べたいな!」など、大人からのあるつぶやきがきっかけで、さまざまなアイデアが飛び交うようになります。
周りの大人は、ただちょっと刺激してあげるだけでいいのです。
発想力とは、生活のなかで磨かれた感性と体験がベースです。たとえば、公園のブランコで遊んでいるときに、
「手を伸ばしたら雲に届きそうだね」「あの雲、イルカに似ているわね。乗ってみたいわ」など、ものの見方や感じ方を広げる言葉をかけてあげてください。答えを教えるのではなく、子どもが考えるきっかけとなる言葉がけをして、自分で考えて行動するように導く。それが発想力を引き出す第一歩です。

NGワード『こうしなくちゃダメ!』

決めつけや指示出しはNG。色の塗り方などアドバイスしたいことがあれば、お母様が別紙に描き、机に置いておくだけでOKです。

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