小1~3年
国語、算数、生活習慣。
低学年のうちに基礎力を身につける
鍵となる読解力・思考力を養う
最近の中学受験は、単純な知識よりも、柔軟な思考力を問う傾向にあります。生徒にとって未知の問題形式が多いのですが、答えはそれまでに学んだなかにちゃんとあるのです。それを問題文から読み取れるかどうかが鍵であり、つまりは読解力がたいへん重要になってきます。また、普段の成績を向上させるためにも、基礎項目の確実な定着は欠かせません。
それらを考えると、小学校低学年でしておきたいことの一つに国語・算数の強化が挙げられます。国語は読み書きとともに、最近は音読の大切さが広く知られています。内容を充分に理解できなくても、たとえば新聞の記事を音読することは、自然と理解し読解する力を伸ばすことにつながっています。新しい語彙や漢字に触れることもそうですが、記事の内容から社会や理科に対する好奇心を伸ばすことにつながっています。新しい語彙や漢字に触れることもそうですが、記事の内容から社会や理科に対する好奇心をはぐくむことにもなるでしょう。算数では、パズルやゲームなどを用いて、手と頭をフルに使って論理的に詰めて考え抜く力や空間や立体を把握する力を伸ばすことが何よりも大切です。伸芽‘Sクラブでは、勉強時間を決め、国語・算数を中心に短期間で集中して必要な反復練習を行っています。
生活習慣もあらためて徹底する
学習だけではストレスになりがちですので、情操面を伸ばす意味でも、何かお稽古ごとをするのはおすすめです。達成感を得られやすく、自信がつけば自己肯定感が高まります。
また、小学校に入ると教科学習だけに目が向きがちですが、生活習慣の見直しは、とくに低学年のうちに行っておきましょう。小学3年生までに身についたことは、大人になっても揺らぎません。
言葉づかいや振る舞い、自立した生活態度は中学受験を根底で支えることにもなりますし、その先、社会に出たあとも人となりを決定していくものです。
受験で求められる総合的な力を伸ばすためには、体験や経験が不可欠です。伸芽‘Sクラブではいろいろな機会を設けていますが、ご家庭でも時間に余裕のある週末などに外出し、季節の移り変わりを感じたり、社会経験を広げたりすることが大切です。