「仕事と受験 両立のコツ」
仕事と育児、さらに受験。すべてを成立させるのはたいへんなこと。
働くお母様の多くが、お子様と過ごす時間の少なさに悩んでいらっしゃいます。
でも、限られた時間を活用する方法はあるのです。
忙しい毎日のなかでもできる、家庭教育のポイントを、伸芽‘Sの指導と合わせてご紹介しましょう。
1~3歳
内容を意識してたくさんの会話を!
お話を聞く力を育てる
ポジティブな言葉がけで愛情を示す
幼稚園受験で評価されるのは、年齢に応じた所作や振る舞い、観察力、忍耐力が備わっているか、心が安定しているかなど、お子様の健やかな成長のようすです。伸芽‘Sクラブでは、ご家庭との密な連携のもとで保育指導を行います。ご家庭ではお子様の成長を、知(頭)、心・体の面からしっかり観察してください。そして、わが子の総合的な成長をこの3つの観点から具体的に、伝えられるよう心掛けてください。
次に、お子様となるべくたくさん会話をしていただきたいのです。耳から入る情報はたいへん重要です。試験での指示は口頭ですし、その内容が一度で理解できなければなりません。会話のなかでは、「それぞれ」「ずつ」「だけ」や、「次は」「何番目」などの言葉を意識して使いましょう。また、必ず「はい」と返事をするように習慣づけていくことも大切です。お母様が意識することで、お子様と接する時間がたとえ短くとも、その時間を効果的に活用できます。
最後に、働くお母様の多くが経験することですが、お子様は愛情を確認するこためにぐずったり、甘えたりすることがありますが、心配は不要です。たくさん愛情を表現して、自己肯定感をはぐくんであげてください。
幼稚園受験に向けてやっておきたい3つのポイント
■受験の意図を知っておく
①理解力や表現力を見る個別テスト、②社会性や協調性を見る集団テスト、③身体の発達を見る運動テスト、④保護者の考え方を確認する面接テストの4つから構成されることを踏まえて準備します。
■我が子をよく観察する
「簡単な数がわかるようになった」(知)「お友だちにおもちゃを貸してあげられるようになった」(心)「ひと駅分、歩けるようになった」(体)など、総合的な成長を観察しましょう。
■自己肯定感をはぐくむ
お子様が「愛されている」という自信をもてるよう、言葉と態度で繰り返し、示してあげます。お手本を見せながら、「見ていないからできないのよ」ではなく「見ていればできるよ」と、ポジティブな言葉がけを。