小学小学校入試の基本となるペーパーテスト。数分の物語を聞いた後に、その内容から問題が出題される「話の記憶」をはじめ、「数量」「常識」「推理・思考力」など、さまざまな分野から出題されます。今回は、家庭でできるペーパー対策についてアドバイスします。
家庭でできるペーパー対策
5つのチェックポイント
□お子様の話にきちんと耳を傾けていますか?
ペーパー対策の基本は指示を正しく聞きとる力です。聞く力を育てるには、ご両親がお子様の話をしっかり聞いてあげることが大切です。忙しくても手を止めて聞くようにしましょう。
□お子様はどのくらいの間机に向かえますか?
20~30分間机に向かうことができれば実際の試験では問題ないでしょう。全く机に向かえないお子様は、絵を描いたり絵本を楽しんだり、遊びの中で机に向かうことから始めましょう。
□お子様のレベルに合った問題を用意しましたか?
過去問からと考えるご家庭が多いのですが、まずはお子様のレベルに合った項目別問題集から始めてください。分量をこなすことよりも、さまざまな項目にとり組むことがポイントです。
□間違ったとき子どものせいにして叱っていませんか?
ペーパーを始めたばかり頃は、体験不足による間違いが多いもの。数を端から数えないお子様には、机を端から拭くお手伝いをさせるなど、実体験で習慣づけると効果的です。
□お子様はペーパー学習をいやがっていませんか?
最初と最後にとり組む問題はお子様の得意な問題にすること。きちんとほめて一日の学習を終えましょう。「がんばったからできた」という自信が次への意欲につながります。
校入試の基本となるペーパーテスト。数分の物語を聞いた後に、その内容から問題が出題される「話の記憶」をはじめ、「数量」「常識」「推理・思考力」など、さまざまな分野から出題されます。今回は、家庭でできるペーパー対策についてアドバイスします。