工夫された遊びを通して幼稚園受験に必要な力をしっかりと定着させます。
まだ集団保育の体験が少ない2歳児コースでは、受験に向けて、集団行動での約束ごとや年齢に応じた生活習慣を身につけることから始めます。
この日の授業では、セロハンや色紙を使い、色とりどりのおやつ作りに取り組みました。「赤、青、黄色、緑の中から好きなセロハンを3枚とりましょう。赤3枚はだめですよ」と先生。
一見簡単そうですが、そこには<4枚あるうちの3枚をとること、すべて違う色を選ぶこと>という2つの条件が含まれており、これを1回で聞きとれるかどうかが問われています。
また、制作の過程には、手先の巧緻性を鍛えるさまざまな作業が含まれています。たとえば、キャンディの中身になるティッシュをきつく丸める、包み紙のセロハンの端をしっかりねじる……。自分の指先をしっかり見つめ、真剣な表情の子どもたち。
「巧緻性や言語などの要素をとり入れた遊びを通して、お子様の興味を最大限に引き出しています」と室長の先生。工夫された楽しい遊びの中には、幼稚園受験で問われる力を伸ばすエッセンスが組み込まれているだけでなく、子どもが本来もつ無限の能力を引き出すノウハウが詰まっています。