給食は1日の生活のなかでもっとも楽しい時間のひとつ。
伸芽‘Sクラブでは、月に一度、ビュッフェスタイルを取り入れています。
「お友だちと一緒に前を向いて並びましょう」。
先生の声かけと同時に、自分でトレイを持って順番を待つのは、1歳以上の子どもたち。
食器に食事をよそってもらったら、「ありがとう」と相手の目を見てきちんと言葉で伝えることができます。
自分の席に戻ったら、お友だちが揃うのを静かに待って、みんなで元気よく「いただきます」。
ビュッフェスタイルの給食は、周りの状況を理解して行動する力や人を思いやる力をはぐくみます。
「このお野菜は何でしょう?」「お米はどうやって作られているでしょう?」
2歳以上の子どもたちには、使われている食材に合わせて食べ始める前や知育の時間に、栽培方法や旬について学ぶ食育も行います。
こうした時間が食べ物を大切にする心や、〝食べること〟への関心をより高めていきます。
食を通じたさまざまな経験によって、子どもたちは自然と、大切な礼儀作法や品性をはぐくんでいくのです。