豊かな感受性をはぐくむ音楽は集中力や聞く力も伸ばします。
精いっぱい、ヴァイオリンを抱える小さな体。
「あら、お腹がすいている人みたいですよ」
先生の言葉に、ぐっと背中が伸びました。
わかりやすいたとえを交え、正しい姿勢、正しい弓の運びを指導していきます。
「オレンジ、オレンジ、お休み、お休み」
楽器の音を出すだけでなく、4拍を4文字の馴染みやすい言葉に置き換え、
合図と同時に手を叩くことでリズムを体感します。
楽譜を見つめながら真剣に取り組むその表情からは、驚くほどの集中力が伝わってきます。
小さな頃から音楽に親しむこと。それはお子さまの豊かな感受性をはぐくみます。
そしてレッスンを通して、できたときの喜びや楽しさ、
先生の言葉をしっかりと聞いて理解する力や集中力を身につけます。
楽しみながら達成感を味わい、それが確かな自信につながっていきます。