運動の課題は身体能力だけでなく、 指示を理解して判断する力をはぐくみます。
「平均台の坂をゆっくりわたってみましょう」
後ろから補助をする先生のアドバイスを聞きながら子どもたちは上手にバランスをとり、幅15cmほどの平均台の上を一歩ずつ着実に歩いていきます。
平均台に置かれた障害物をよけてわたったり、マットでの前転運動からボールつきをして最後にポーズをとったり、マットでの前転運動からボールつきをして最後にポーズをとったり、連続した運動の課題にも取り組みます。
しっかり前を見て、きりっとした顔つきで堂々とわたる子どもと、姿勢よく順番を待ちながら、やる気を高めていく子どもたち。
運動を組み込んだ課題は、多くの名門小学校で出題されています。
年齢に応じた運動能力がバランスよく発達しているかだけでなく、動きに応じた運動能力がバランスよく発達しているかだけでなく、動きにメリハリがあるか、元気に表現できているかを確認します。
運動の課題は、身体能力や機敏性はもちろん、指示を聞いて考える力、自分で判断して行動する力をはぐくみます。
そうして自然と身についた力が、日常生活やペーパーなどでの判断力や考える力にもつながっていきます。