子どもたちを机から解き放ち、 社会性や工夫力を伸ばします。
「お友だちと二人組みになり、ボールを載せたタオルの両端を持ってください。二人で相談して、ボールをできるだけ遠くへ飛ばしましょう」
広い教室に、十数人の子どもたち、先生からの指示を聞くと一斉に目を輝かせ、思い思いに行動を始めます。
これは「動作性ワーク」の授業のひとこま。
子どもたちを机から解き放し、○×形式のペーパーテストでは量れない社会性や工夫力を伸ばすことがねらいです。
話し合いに進んで参加し、二人組みが作れたか。
ボールを遠くに飛ばす工夫を、お友だちと一緒に考えられたか。
ときにディベート合戦を繰り広げながら、子どもたちは課題を解決していきます。
その過程で培われた社会性と工夫力は、名門小学校合格と、その先の「学び」へとつながっています。