体験や検証を積み重ねることで、 お子様の自発的な気づきや発見に導いています。
今日は、くまさんの絵を描いてもらいます。
みんなからは前を向いているくまさんしか見えませんが、
後ろ姿、横向きの姿も想像して、絵を描いてみましょう―。
ある対象物を中心に前後、左右、上下などの方向から見たらどう見えるかを推測する推理・思考の授業です。
リボンの位置は、前後から見るとどう変わるでしょうか。
耳や目、手足は、後ろや左右からはどう見えるでしょうか。
4分割の画用紙を前に、頭の中でイメージを働かせる子ども達。
描けたら実際に前後左右から見て、絵が合っているか検証します。
「リボンの場所が違っていた!」
「後ろは頭だから目や鼻は見えないんだね」
見えている情報を頼りに、見えない部分を予測することで自然と客観的な視点を養っていくことができます。
机の上で教え込むのではなく、体験から気づきや発見に導くこと、それこそが伸芽会の「教えない教育」「体験教育」です。