危険なはさみも何のその。ちいさな感動体験が、次なる意欲のもとになる。
左手でしっかり袋を支え、せーの、チョッキン!パア!
袋をはさみで切る授業のひとこま。
ご家庭ではあまり触らせてもらえない「はさみ」。
それを握った瞬間、子どもたちの目はキラキラ輝きます。
この授業の狙いは、はさみの不思議な力を知り、興味や関心を持ち意欲的に取り組む姿勢を身につけてもらうこと。
教師は、怪我をさせないよう配慮しつつも、手を貸しすぎず本人の意思を尊重します。
自分の手で袋を切り、ドキドキワクワクしながら中身を見る。
このちいさな感動体験は、「またやってみたい」という意欲につながります。